英単語を憶えるには、それぞれの単語が文章のなかでどういった使われ方をしているかを理解しながら学習するのが最適です。
それには「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス」のような本が最適です。
その際の使い方を紹介したいと思います。
※前提として、この本には文法については書かれていないので、中学卒業レベルの文法力がある人向けです。
単語学習は繰り返しとタイミングが重要
暗記作業を成功させるには、とにかく繰り返すことがポイント。
今日やったことを、次の日と3日目、7日目といった具合に、忘れたタイミングで繰り返すことで長期記憶として定着させることが可能になります。
そこでまずは繰り返し実行できるような環境設定をしましょう。
計画がすべて【計画表をつくる】
まずは計画しましょう。
これがないと結局は「明日になればできる」と先のばしになって、いつの間にか忘れ去られてしまいます。
ビジュアル化していつも目に入ることで意識が行動に向かうようにすることが大切。
そこで、下のような表を作ります。
あとは実行するのみ。
Googleアカウントがある方は、下記のURLにアクセスしてください。
スプレッドシートなので、複製してそのまま使ってもいいですし、アレンジして色々使ってもらえたら嬉しいです。
計画表の使い方
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス」を教材にする場合を想定して表を作りました。
この本はセンテンスが360個あります。
10個のセンテンスを一日かけて声に出したりしながら、単語の意味を憶えていくと、だいたい36日で一通り全体を通したことになります。
それを繰り返すことで、かなりな英単語力がついてきます。
その繰り返しに使える計画表の使い方をみていきましょう。
超カンタンです。
step
1予定日を設定する
使い方は、まず「◯回目予定」の列に、自分がやろうと思う日付を入れていきます。
基本的には縦に1日づつ毎日の日付を入れます。
step
2繰り返しの予定日を設定する
列ごとには「当日・翌日・1週間後・1ヶ月後。。。」といった、忘れてしまいやすい時間的間隔を想定した並びになっているので、前の日付から何日後かという日付を予定として入れます。
step
3実際に学習して、日にちを記入していく
表に予定を入れ終わったら、いよいよ学習開始。
色のついた列に、実際にやった日付を記入していきます。
以上、予定表を使った「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス」有効活用法でした。
1日あたりのセンテンス数は自分でできる任意の数に調整していいと思います。
無理は続きませんから、すこし頑張ればこのくらいかな、というくらいがベスト。
これで実際にやってみて、きつくてちょっとというときは、予定の日付をずらして微調整すると、この本を有効に活用できるかなと思います。
他の単語帳でも応用できます
この方法は他の単語帳、たとえば「DUO3.0」や「英単語ターゲット1900」なんかでもできます。
これらもセンテンスで単語を憶える形になっているのでおすすめ。
いろいろ工夫して実践してみてください。
書籍での学習方法
紹介した英単語学習用の書籍「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス」や「DUO3.0」、「英単語ターゲット1900」は、どれもセンテンスで英単語を憶えていくタイプのものになります。
これはやはり、単語だけをひたすら暗記していくよりも効率がよくて挫折しにくいからだと思います。
英単語だけを詰め込み学習した場合、いざ英語をはなそうとした時はなかなか口から言葉が出てこないものです。
理由は単純で、どんなシチュエーションで単語を使うか想定していないから、いざという時に頭に文が思い浮かばないんです。
センテンスの中での言葉のパーツとして憶えておけば、確実に『使える英単語』が身につきます。
紹介した本での学習手順
簡単に僕がやった方法を。
めちゃくちゃ簡単で圧倒的に効率よく憶えられます。
step
1声出し・意味確認
単語と文全体の訳を意識しながら、2・3回センテンスを読みます。
step
2単語チェック
単語のみを声にだしつつ、意味や品詞を確認します。
step
3再び、声出し・意味確認
再度、単語と文全体の訳を意識しながら、2・3回センテンスを読みます。
これだけ。
無理に詰め込まなくてもよくて、気がすむまで何度か3つのステップを繰り返します。
あとは、先のスケジュール表とおりに実践すればいいだけです。
まとめ
いかに多くの時間、英語に触れるかで話せるようになるかが決まります。
毎日、少しの時間でも英語を口にすることが、TOEICのテスト対策にしても話せるようになるにしても重要です。
意思あるところに道は拓ける!
がんばりましょう!