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小学生のプログラミング授業とは?
小学校でのプログラミング学習の必修化といいますが、どんなプログラミングの勉強をするかというとハッキリ言って次のような感じ。
- 『プログラミング』という科目が増えるわけではない。
- 授業中にパソコンを使ってプログラミング実践講義されるわけではない。
ということです。
あくまでもプログラミングを行うときの考え方や学習の方法を、算数や社会など今ある教科の授業にとり入れて論理的思考を養おうということです。
プログラミング授業の文科省や学校の方針など、詳しくはこちら『小学生のプログラミング必修化の目的とは?』の記事で書きましたのでどうぞ。
とはいえ予習は大切ですし、学校の勉強だけではその本質的な部分をしっかり学んで復習できるとは限りません。
そこで、今回は「これだけ抑えれば小学生のプログラミングは完璧」という一冊の本を紹介します。
小学生向けのプログラミングの本を選ぶ基準は?
先述したとおり「論理的思考」を養うという本質部分をおさえることが大切なので、それに則った内容でなければなりません。
それを踏まえた本の基準としてはこんな感じ。
- 飽きさせない内容
- 学校の勉強でどう役に立つのかがわかる
- 小学生が自分で読んで実践できる
- 論理的思考の訓練になる
飽きっぽい小学生が、ながくつづけられる本の内容であるのは重要です。
またお子さんだけでなく、お父さんお母さんがなぜその本で勉強させるのかの理由づけとして授業にどう役立つのかがわかることや、忙しいお父さんお母さんがつきっきりにならずとも「一人で勉強できる」ものだと助かりますよね。
そうした点を総合的にみて、おすすめできる一冊の本がありました。
むしろこの本だけ!
小学生におすすめのプログラミング本はズバリこれ!
大きい本屋さんに行くと、小学生向けのプログラミングの本はたくさんあります。
ただ、多くはプログラミングアプリの単なる使いかたを説明した本だったりで「なぜそれで学習するのか」の説明がなかったります。
そんなたくさんの書籍のなかから選んだのがこちら。
(下段が実際にうちの子が使ったものです。上段は教材の中で使用するフリーアプリのバージョンが新しくなったものなので、上段のものがいいかもしれません)
実際にうちの子供に買ってみたところ、本の最後まで実践して全体的な趣旨や考えかたを理解できたようでした。
この本をオススメする理由とは
他の小学生向けのプログラミング本と比較して『ここが優れているな』という点は以下のような感じです。
- ふりがながしっかりふってある。
- 小学生のチャートがあって、学校でやるであろう授業に役立ちそうな場所がわかる
- PCを触らなくても読んでいてなんとなく理解できる
- 小学生が一人でも学習できる構成
- 飽きにくい内容になっている
ふりがなが振ってあることで小学生の低学年でも取り組めます。
章ごとにどんな内容でどんな授業に役にたつのかがわかり、順をおって高度になっていくので飽きずに学習をすすめていけます。
お子さんだけでなく、おうちの人が学校でどう役に立つのかを理解する内容も盛り込まれているので『子供がわからないところが親もわからない』という事態が防げます。
(宿題でわからないことを質問されて答えられないと、その後の成績に少なからず影響すると思うので、ここはけっこう重要なポイントだと思います)
また、実際の学校の授業ではパソコンなどの機器を使うことは多くないので、この本はパソコンを使わなくても読んでいくだけでプログラミングがどういう考え方で作られていくのかがわかります。
ということで、お子さんだけでなく親にも助かる一冊かと思いますのでおすすめです!