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【脱初心者】英語を話すために必要なこと、その練習用教材まとめ

英語を話すための練習とは


「中学・高校と英語は勉強したけど、話せる気がしない」とか、
「文法はある程度わかるから、最短で英会話できるようになる方法ないの?」
というあなたは、まず徹底的にアウトプットで「話す」訓練をしたらいいと思います。

この記事は、英文法はわかったので、あとはスピーキングとリスニングだ!という人向けの内容になってます。
※ただしリスニングについては別のスキルになるので別の記事で。今回は「話す」ための記事です

 

英語の練習はまず、徹底的な大量アウトプット


英会話で「 話す」つまりスピーキングというのは、つまりアウトプットです。
「聞く」というリスニングスキルよりもはるかに簡単です。

多くの人は「話す」ためのインプットは中学生のころからずっとやっています。(それでもマスターするまでにはまだ時間がたりませんが…)
「聞く」ためのトレーニングはさらに時間が少なすぎます。
大量の英単語と、話される英語をそれぞれ一致させて同じものと認識させるには、中学・高校の授業時間ではまったくたりません。
多くの日本人が『英会話』できない理由はここにあると思います。

なので英語習得にはまず、自分の言葉として大量に、すばやくアウトプットするという訓練が効率的です。
これができるようになると、後々リスニングの練習時にも相手の言うことを聞きとって頭のなかですばやく翻訳するスピードが上がる、といった大きな効果をもたらします。

でも、自分からなにか言う「話す」というのが簡単だとはいえ、状況に応じたスピーディなアウトプットの訓練も、本格的にトレーニングしなければ、そうそうスラスラ言葉がでてくるものじゃないですよね。

そこで「話す」という、相手になにかしら自分の意見を言うために頭のなかで英文を組み立てる練習ができる教材をピックアップしてみました。

 

英語アウトプット練習の教材まとめ


「文法をある程度まで理解している」という人向けなので、アウトプットしつつ文法もおさらいしながら練習できる教材をまとめてみました。

 

おすすめ1

NHK英語講座の「英会話タイムトライアル」

初心者向けといいつつも、スピード感はリアルな臨場感のある英会話の場面設定で、あっという間に10分間が過ぎます。

それなりに文法力があれば、ほぼ答えられる内容になっていて、実際の会話で「ポンポン」と英語で答えるという練習ができます。

難しくなく、時間も短いのでおすすめ。
放送も1日に4回あり、スマホアプリでリアルタイムでもいつでも聴けるのでおすすめです。
必要な英語レベルとしてはCEFRのA2、英検で準2級くらいです。

※レベルについてはこちらの記事『社会人の英文法学習は英会話スクールでは学べない』の表も参照してみてください。

NHK英語講座はすべて下のアプリで聴講できます。

NHKラジオ らじる★らじる ラジオ第1・ラジオ第2・NHK-FM【無料ラジオアプリ】

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NHKゴガク 語学講座

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おすすめ2

書籍版でもいいですが、どこでもできる電子書籍もおすすめです。
スマホがあればKindleアプリでいつでも閲覧できるので。

使い方としては、書かれている内容を覚えることではなく、いかにスピーディにアウトプットできるかを訓練することです。

なのでこれを一通りやったら、つぎのステップとして日常生活であたまにうかんだ疑問や誰かに話したいことを独り言でぶつぶつ言いましょう。
それをメモしてジャーナルを作ってもいいですね。

あっているかどうか確かめるには、Google翻訳アプリやHiNativeアプリを使ってどんどん質問して解決していきます。
机の前でなくても大きな学びが得られます。

 

おすすめ3

日本人が理解しにくくて、とにかく苦手な時制とかがよくわかります。

使い方としては『とにかく声にだして読み上げる』こと。
英語ネイティブがすべての英語を学ぶ人のためにつくったリアルな英語でできているので、生き生きとしている文を声にだすことで、そのリズム感や語感を味わうことができるはずです。

自分の意見や何かを説明したいときに、そのまま会話に使える文があったりするので「体で覚えておく」こともできる良書です。

また、声をだすというのは脳科学的にも運動性記憶が刺激されるので記憶定着が起こりやすくなります。
本格的にじっくり話すために学びたいというあなたには必須の文法書です。

 

おすすめ4

ちょっと難しくなりますが、英作文するにはとても役に立つ書籍です。
ジャーナリングをする前に一読しておくと、質の高い文章が書けるようになります。
※ジャーナリングについて詳しくはこちら『大人の英語勉強法はジャーナリングが効果あり!』の記事をどうぞ。

「アウトプットする」ということはライティングについても同様です。
もちろん話し言葉と書き言葉は違いますが、アウトプットするということでは同じスキルだし、文法のチェックや言い回しなど、応用を効かせた英語の練習には英作文は最適です。


他にも良質のスピーキングのためのテキストはたくさんあります。
普段から興味をもって「なにかいい教材がないかなー」とアンテナをはっておくのも、英語を習慣づけるきっかけになるのでいいことだと思います。

あとは楽しみながら、上に挙げた教材のどれか一つでも徹底的に使い倒せば、自分から「話す」ことについては問題なくできるようになるはずです。

スピーキングについては、まずは発音など気にせず、アウトプットの「質」と「スピード」を意識して取り組んでいきましょう。

 

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