英語学習を1年も2年もやってるけど、いつまでたっても話せるようにならない。
学習しない日が何日もあるような、ブランクをつくってしまう人にありがちです。
ちょうどダイエットでリバウンドしてしまう感じ。
これはすごくもったいない。
そうならないためにも、これから本気で英会話をマスターしたい英会話初心者が、時間をムダにしないための方法を考えてみました。
語学学習は『慣れ』なので、つねに英語を意識していられる時間が持続するほど、知識が蓄積されていきます。とにかく毎日つづけることが大切。
だからといって闇雲にだらだら続けていても上達はしません。
時間のとり方とその内容を工夫する必要があります。
『何を使って、どのくらいの時間をどう使うか』を考えてみました。
これを読めば、毎日つらくならない充実した英会話学習ができるはずです。
毎日やるためのおすすめ教材
まずは毎日たのしく続けられて、時間を上手に使えるような教材選びが大切です。
そこで最適なのがこの本。
『音声DL BOOK NHKラジオ英会話 英会話 話を組み立てるパワーフレーズ 講義編 (語学シリーズ 音声DL BOOK|NHKラジオ英会話)』
これはNHKのラジオ英会話の集約版ですが、音声もダウンロードできて便利。
なにより、短時間でも会話の内容を理解できる量です。
1日1話の適切な量のスキットがあり、英文法と訳語の説明、リスニング、自分次第でスピーキングも練習できちゃう優れもの。
つかう教材で重要なのは、1日のうちの短時間で完結できる内容であること。
短い時間でも完遂できれば達成感が得られます。
それが「次の日もまたやろう」というモチベーションにつながります。
本当はNHKのラジオ英会話などを毎日聴くのがいいんですが、一回でも聴き逃したりするとちょっとモチベ下がるという人には、この書籍になったものが便利です。
ちなみに、僕はわりとルーズなので「聴き逃しはヤバい」と自分に言い聞かせながら毎日ラジオを聞いて練習してました。
学習に費やす時間をのばしていく方法
毎日の学習時間をどう捻出して使っていくのか?
とてもむずかしい問題ですよね。
まずは1日のうちで最低30分は英語学習の時間を作ること。
10分とかの短い時間でもいいって言う人もいますが、それは完全に上級者向け。
「こんな言い回しがあったんだ」とか「コレ、今度使ってみよう」と言える人。
もう文法を完全マスターした人の時間の使い方です。
初心者には、その程度の時間だと学習範囲も狭まってしまい、ワンフレーズくらいしか覚えられず、たんなる記憶ゲームみたいになるだけなので、短すぎると意味がないです。
やはり毎日、最低でも30分以上を使って学んでいくことで、その内容が充実してきます。
それが習慣となってくれば、長時間学習するのが苦にならなくなってきます。
時間の使い方
時間を上手に英語学習に充てるポイントは、以下の二つだと思います。
- 習慣化
- 想像力
すでに前述しましたが、習慣化は絶対条件だとおもってます。
ではまず、どう習慣化するのか?
通勤時間や一人で自由に時間を使える息抜きの時間、音楽を聴いていませんか?
リラックスする時間も大切だとは思いますが、結構もったいない時間の過ごし方をしてます。
一曲3分として考えると、10曲聴いているうちに30分があっという間に終わっていますよね?
「そう言われてもつい・・・」
これを克服するのが「習慣化」するということ。
習慣化することで「辛いな、苦痛だな」と感じなくなっていきます。
では習慣化するのにおすすめな時間はいつか?そしてその理由は何か?考えましょう。
習慣化におすすめの時間とその理由
朝の30分を超絶おすすめします。
理由は二つ。
一つめは時間の確保が確実にしやすいこと。
一般的な会社や学校などは、帰りの時間はわりとあいまいですが、なぜか朝の開始時刻は厳格に決められていますよね。
なので、あなたも会社員・学生であれば起きる時間は決まっているはず。
ということはどんなに帰りも寝る時間も遅くなったとしても、朝の起きる時間は確実にきまっているはず。
それなら起きる時間を30分早くすると決めてしまえば、時間は確保できます。
毎日、朝30分だけ早く時間設定すればいいだけです。
二つめは、人間の身体的な理由です。
人は起きて自然光を浴びるとセロトニンという神経伝達物質が合成・分泌されます。
すると、心が落ち着いてリラックスした状態になります。
当然、集中力もたかまって学習には最適な時間が得られるというわけです。
ココがポイント
- 照度2,500ルクス以上の自然な太陽光からの明かり(室内照明はダメ)
- カーテンを開けて寝るといい(無理なら薄手のカーテン)
- まずは目を開けて朝を意識する
最近サウナブームで「ととのう」という言葉をよく聞きますが、僕はこの朝のセロトニン分泌された状態がまさに「ととのう」状況なんじゃないかと思っているくらいです。
朝のセロトニン合成で活性化されると、その日一日がとても充実します。
ぜひ体感してみてください。
脳のはたらきについて、詳しくは『脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法』がとてもわかりやすく読めます。
それでもなかなか習慣化するの難しい。
だって「勉強って辛いもの」だから。
なので英語学習を面白くするためにはやっぱり想像力が必要ですよ。
楽しむための想像力
英語を学習する理由はいろいろあると思いますが、やっぱり誰かと英語でコミュニケーションをとることがゴールですよね?
英会話をすること。
学習するときも想像力を働かせて、実際に誰かと面と向かって話しているシチュエーションを想像するとたのしくなりますよね?
それを手軽に実践できるのが、冒頭に紹介した英語教材です。
教材が、実際の会話形式になっていて、さまざまな場面を英語で楽しめる構成になっています。
自分で声に出してストーリーに入り込み、朝の30分間に集中すれば、どんどん英語スキルが成長していくはずです。
まずは、想像力を豊かにして習慣化してみてください。
頑張っていきましょう!
まとめ
- 学習は朝、自分が集中できる時間を設定するといい
- 理由は脳にとっていちばんいい時間だから
- 最適な教材でリラックスしてたのしく学ぶ