新築の家を建てたいと考えてるあなたに質問します。
なぜ家を建てたいんですか?
この質問に明確に答えられない人は、家を建てるのをやめたほうがいいです。
そして次の理由で家を建てようかと思ってる方はとくに。
- 持ち家は資産になる。
- 家賃を払うより安上がり。
✔︎ この記事の内容〜目次
家を建てないほうがいい理由
持ち家は資産になる。
これ、ハウスメーカーの売れない営業マンがよくつかう常套句です。
はっきり言うと、資産になんかなりません。
むかしNTTも固定電話の権利を「財産になります」とか言って売ってましたが全くそうはなりませんでした。
資産ってなんですか?
お金を生みだすのが資産ですよね?
例えば、持っている金の相場が上がって儲けがでるとか、親からうけついだ土地をだれかに貸して利益がでるとか。
でも、ローンを組んでまで建てる持ち家は、自分が住まなきゃいけないので誰かに貸せませんよね?
二世帯住宅でもない家に、いきなり知らない家族を住まわせて家賃をもらいながら同居とか気持ち悪いからしないですよね。
だから家賃収入など得られない。
ということはつまり自分が住むために建てる家は、資産にはならないんです。
家賃を払うより安上がり。
これ、本当にそう思いますか?
毎月のローンだけ見れば家賃払っているのと同じだし、保険の積み立てのように後々は自分のものになるので得する感じがしますが、当然ローンだけじゃありません。
家にかかる費用
- 毎月の返済
- 税金
まぁ、ここまでは誰でもわかります。
問題は次から。
- 10年(くらい)に一度の外壁工事
- 10年(くらい)に一度の防シロアリ対策
さらにまだあります。
- 10年くらいのサイクルでダメになる家電の買い替え
- 台風などの災害があれば補修が必要
- 20年くらいすると壊れる外構(フェンスや物置など)の補修
- 30年くらいすると壊れる設備交換
さらにさらに、郊外だとすれば親子三人の世帯なら自動車二台はないと通勤も買い物も不便です。
出費は他にもキリがないほど、まだまだたくさん出てきます。
もし賃貸の場合、上記のほとんどは大家さんに言えば対応してもらえるものばかり。
それをすべて自分で費用を負担することになります。
つまり新築で家を建てるとなると、日々仕事で稼ぐ給料の多くをここに投入することになります。
かなりな足かせです。
特にエアコンや洗濯機などはどんなに大切に使っていても、消耗品なのである日突然壊れたりします。
しかも絶妙なタイミングで。
このローン地獄を35年、あるいはそれ以上つづける覚悟はありますか?
家だけでこのくらいかかります。
子供の成長にかかる費用を考えたらゾッとします。
温暖化による自然環境の変化や新型コロナの蔓延などにみられるように、いつどんな不測の事態が起こるかわかりません。
だとするとなおさら戸建てって、かなりな負担になるかと思います。
新築を買ってもいいと思われる人
これはもう自宅で商売をする人だと思います。一生涯そこで暮らしながら商売をする人。
あとは高所得者でしょうか。
自己所有物件を持っても、それがどこかのタイミングで収益を生む、いわゆる資産物件になるので。
新築戸建てを買わない場合の住居の選択肢
そんなわけで、新築戸建て以外の選択肢を考えてみたいと思います。
賃貸アパート
一つの選択肢は賃貸アパート。
公営住宅などは様々なワケがあって入れ替わりも激しかったりするので、そこは除外します。
賃貸アパートは立地や築年数、条件などで家賃が変わりますが、意外と郊外の新し目の物件ほど高額な気がします。
なのでアパートを借りるなら、車を使わずに生活しやすい場所がいいです。
ネットを駆使して探せばかなり条件のいい物件が見つかるはずです。
手始めにさらっと物件をみて相場感を知るには、有名どころの全国規模で探せる『全国賃貸情報 アパマンショップ』などでしょうか。
しかも最近はネット環境や何かしらのコンセプトを持って作られていたり、セキュリティもしっかりしたところが増えてます。
自分で家を建てたら、この辺もすべて自分で工事や面倒な契約が必要になってお金もかかります。
手続きは簡単に済ませたい
ただ、物件探しは面倒くさいイメージがありますよね。
でも今はネットでほとんどの手続きが可能。例えば『【OHEYAGO(オヘヤゴー)】』は、自分の好きな時間に内見できて、気に入ったら入居手続きはWebでできます。
ここのウリは『お部屋はスマホで借りられる』というところ。
敷金礼金を払いたくない
せっかく費用をうかせて人生を楽しみたいと思ってるのに、意味不明な礼金なんか払いたくないですよね?
そんなときは『驚愕の初期費用!新生活でのワクワクが止まらない!|ビレッジハウス・マネジメント株式会社』なら敷金や礼金はもちろん無料、そのほかのイニシャルコストもかからないような物件が見つかります。
ここのすごいところは更新料もゼロ円だったりするので、要チェックです。
更新料って忘れてたりするとかなり痛い出費ですから。
どうしてもやっぱり「持ち家」「戸建て」がいい
でもやっぱり、どうしても「持ち家・戸建てが欲しい」という場合を考えてみます。
その場合の選択肢は中古物件です。
でもやっぱり「中古感」丸出しの家よりも、『なぜそこに住むのか』というこだわりがあったりした方がいいですよね。
そこでおすすめなのが、格安物件を買ってリフォームや外構にお金をかけるのがいいです。
「お金をかけるなら新築でも…」と思うかもしれません。
でも、今のリフォーム屋さんのクオリティはすごいです。
新築でどこにでもある家を建てるより、ずっとオシャレで人に自慢したくなる家ができあがります。
リノベーションで利用したいリフォーム会社の条件として、
- 安心して任せられる実績と顧客満足度が高いこと。
- とにかくオシャレにまとめてくれる業者。
なんかが必須かと思います。
その場合、業者探しがかなりたいへん。
条件はやっぱり「適正価格」で「安心して依頼できるところ」となるわけです。
そんなときは『リショップナビ』なら、独自審査に合格した業者の中から複数の見積もりを出してくれるので便利です。
『ひかリノベ』さんも内容は充実してます。
リノベーションについてもっと詳しく知りたいという場合、ひかリノベさんではパソコンやスマホで参加できるオンラインセミナーや個別相談も行っているので、まずはちょっと話を聞いてみたいなんてときは便利です。
新築戸建ての選択肢はもういらない
家は構造さえしっかりしていれば、築20年くらいのものなら外壁や内装、屋根を修理すれば自分が生きている間はちゃんと使い続けられます。
新築にこだわってイニシャルコストが異常に高いローン地獄に落ちるより、その半額くらいでこだわりあるオシャレな生活した方が絶対楽しいはずです。
新しい生き方は、新しい“家”はもたらしてくれません。
新しい選び方が実現してくれるはずです。
本気でカッコよくリノベして暮らしたい!という夢をかなえるには必読の一冊です。
知るべきこと、やるべきことがわかりやすく書かれています。
amazonレビューも高評価なので、リノベする前にはぜひご一読を。