この記事は「英文を読むことはできるけど、話される英語を聞きとって理解することが難しい」という人向けの内容になっています。
「読むことができる」ということは、自分で簡単な文を組み立てることができるはずなので「英語で話された内容」が理解できさえすれば、『英会話』としては成立するわけです。
多くのひとはこの「英語で話された内容」の聞きとりができないために『英語で会話する』ことを困難にしています。
そこさえクリアすれば、あとは英会話スクールで実践すればどんどん成長できるはずです。
ただしリスニングをこなせるようになるためには、少し根気のいる長期戦になります。
それを乗り越えるためのステップを紹介します。
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リスニング練習は4ステップ
「英語のリスニングをしたい!」というあなたは当然、英会話ができるようになりたいはずです。
そのためには相手が話す内容を理解できるようになる必要があるわけですが、それ以前に相手の話すスピードで一つひとつの単語を認識して、瞬時に訳すことができなければなりません。
というとかなり難しく感じますが、目標を設定して順番にクリアしていけば間違いなく聞きとって理解できるようになります。
ステップとしては4つです。
ステップ1:ナチュラルな話のスピードになれる
ステップ2:英語字幕を読みながら、なんとなく訳していく
ステップ3:音声に少し遅れて発音する(いわゆるシャドウイング)
ステップ4:「字幕なし」で観る
では、ステップごとに見ていきましょう。
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1ナチュラルな話のスピードになれる
まず、教材を用意します。
内容を知っている子供向けアニメなどがいいでしょう。
例えば、ジブリアニメやディズニーアニメ、おさるのジョージ、スポンジボブなどがおすすめです。
おすすめの順番としては、
おすすめ動画コンテンツ
おすすめ1:ジブリアニメ「となりのトトロ」、「千と千尋の神隠し」
おすすめ2:ディスニーアニメ「塔の上のラプンツェル」など
おすすめ3:「おさるのジョージ」や「スポンジボブ」
といったところでしょうか。
これらを選ぶ理由として、おすすめ1やおすすめ2はテレビでも何度も放映されていて、ほとんどの人は内容を知っているはずだから。
おすすめ3は外国の子供向けなので会話などがわかりやすいです。とはいえそれなりに言葉の速度は早いので、まずは内容を知っているジブリものがいいかと思います。
「となりのトトロ」や「塔の上のラプンツェル」はDVDレンタルでも英語音声と英語字幕がついています。
また「千と千尋の神隠し」は北米版を購入すれば日本版より安くて英語音声+英語字幕で観ることができます。
※「千と千尋の神隠し」の北米版はこちら「千と千尋の神隠し」の北米版はこちら>>Spirited Away/ [Blu-ray]をどうぞ
ステップ1でやることは、まず意味はとりあえず置いておいて、英語字幕と音声を照らしあわせながら視聴します。
そのとき、読んでわからない単語が出てきたら聞いてもわからないはずなので、音声をマネて、自分で声を出してみる。
聞きとれるようになると、読んでわかるようにもなります。
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2英語字幕を読みながら、なんとなく訳していく
英語音声、英語字幕に設定して視聴し、なんとなくでいいので前からどんどん訳していきます。
ここでは、どうしてもわからない単語はどんどんとばします。
いちいち調べなくてもいいです。
わからない単語というのは、たいてい頻出しない単語です。そういうものはひとまず飛ばしておきましょう。
単語をここで覚えようとしなくても大丈夫です。
逆に、頻出するフレーズや単語は調べたりメモりましょう。
あまり出てこない単語に時間を割くよりもこのあとも出てくる覚えにくい単語を身につけていった方が効率的です。
しかも頻出するということはよく使われるということなので、他の映画やドラマ、実際の会話にも登場する可能性がたかいわけですから。
このステップのキモ
- この時点では、前から「なんとな〜く」訳せればいい
- 長時間やらない。だいたい15分くらいに区切る。
とにかく無理してやらないこと。
それが継続するコツです。
2時間の映画なら1週間かけて観ることにすれば「継続する」ということをなんとなく自然にできるようになります。
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3音声に少し遅れて発音する
いわゆるシャドウイングです。
少し遅れて音声のあとから追いかけるように声にだして真似していきます。
『発音できる音は聞き分けられる』はずなので、通常の会話スピードで発話された単語でも聞きとれるようになります。
字幕を観ながらやったあと、字幕なしで挑戦します。このとき、前から訳していく感覚を持ってやりましょう。
これを数回繰り返して映画を観ているうちに、不思議なことにこれまで判別できなかった単語がどんどん聞きとれるようになってきます。
注意点としては、ただの音真似になってしまう可能性があるので、シャドウイングを行う前に『フォニックス』をさらっと学んでおきましょう。
フォニックスについては『[音声DL付]フォニックス英語リスニング 文字と音のルール“フォニックス"で 聞こえた英語の音を瞬時に文字変換する』がおすすめです。
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4動画を「字幕なし」の英語音声のみで観る
「字幕なし」で、意味を理解しながら楽しみます。
この段階でも「単語がわからない」ということが出てきます。
ここでやるべきなのが『ディクテーション』です。
※ディクテーションの方法について詳しくはこちら『【速習】英語が聞き取れない人におすすめの方法と教材』の記事でどうぞ
ディクテーションを簡単に説明すると、動画を途中で一時停止しながら音声を英文で書き出していく作業です。
当然聴いてもわからない単語がでてきます。そのときは空欄にしておき、あとでわからなかった空欄を文脈から推測して単語を当てはめてみます。
正しいかどうかもう一度、動画をみて確認します。
なかなか根気のいる作業ですが、いくつかの大きな効果をもたらします。
英語ネイティブでない以上、英語で会話していて「推測してわからない部分を補う」必要がある場面をたくさん経験することになります。
そのときの対応力を鍛えることができます。
また、英語には音を連結させたリエゾンがあります。
これは慣れないとまったくわかりません。
綴りもわからないので調べようがありません。
こうしたことも英語字幕をみることで「ここはリエゾンなのね」と判断しやすくなります。
しかも手と耳と目を総動員するので、運動記憶がはたらいて記憶が定着しやすくなり、学習した内容をほぼ忘れることもなくなります。
これは脳科学的にも理にかなった方法です。
教材の選び方
教材を選ぶポイントとしては次の3つです。
ポイント
- 短時間で観れるもの
- 会話が多いもの
- 自分が観ていて「おもしろい!」と感じられるもの
リスニングはスピーキングよりも難しいので根気強さが必要ですが、期間に余裕をもってやれば心にもゆとりができて楽しみながらできる学習だと思います。
これさえできるようになれば、かなり実践力もアップしているはずですので、『1週間無料キャンペーン実施中のネイティブキャンプ』などのオンライン英会話でどんどん上達してしまいましょう。